おまけのどんぐりLIFE

心をまあるくする。ゼロからスタートしてみるブログ

息子の発達障害を受け入れられなかった母が、息子に教えてもらったこと②

こんにちは。

 

発達障害のひとつ、自閉症スペクトラムの息子(4月から小2)と

発達障害のひとつ、注意欠如の娘(4月から小4)を育てるかちゃどんぐりです。

 

今回は、娘の注意欠如に気がつくのお話。

息子の発達障害を受け入れられなかった母が、息子に教えてもらったこと① - おまけのどんぐりLIFEのつづきです。

 

 

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息子発達障害の疑いがあると
地域の保健師さんから指摘を受け
療育の必要性を教えもらったのは息子が1歳半の時

 

しばらくは、どう育てたらいいのか不安ばかりで

思い描いていた理想の子育てとの差に頭の中が真っ白、

よく夫に隠れて泣いていました。

 

ところが

悩み、もがきながら子育てをしているうちに

息子が私を選んで生まれてきてくれた理由がみえてきたのです。

 

どう前を向いたら良いのか分からず流した涙は

自分が悪いわけではなくて

ちゃんと前を向くために必要な時間でした。

 

 

息子の発達障害を受け入れられなかった母が、息子に教えてもらったこと① - おまけのどんぐりLIFE

 

まだの方はぜひ読んでみて下さい👆

 

 

 

 

 

疲れ切った経験を経て見えたもの

 

息子の変化を感じたのは、そんな頃でした。

 

 

ソファーで横になる私に、

2階の寝室から毛布を持ってきて

優しくかけてくれたのです‼

 

自分の身長の何倍も大きい毛布を

ズルズル引きずりながら階段を下りて、

背伸びしながら手を目一杯伸ばし

ソファーに横になる私の全身に毛布をのせることが、

どれだけ大変だったことでしょう。

 

 

 

私が他の子と比較ばかりして

苦しい思いをさせてしまっていた間に

息子の心は、

私の疲れた姿を心配してくれるくらい成長していたんですよ。

 

 

その瞬間、

目に見える成長ばかりを求めて

厳しすぎるしつけをしてきた自分が恥ずかしくなりました。

 

「息子の成長を見守り、待ってみよう。」

 

徐々に心の角が溶けて

発達障害を受け止められる

まあるい心になっていった気がします。

 

 

 

自分の心を守るということ

 

学生時代から自分の心なんて後回しにして

友達に嫌な思いをさせていないかを気にして生きていたせいで、

子供が生まれてからも

他人からどう思われているかを

必要以上に気にしながら子育てするのが私流でした。

 

だから

 

電車で子供が泣き止まなかったら

「私のあやし方が下手なせい」

 

スーパーで子供が走り回ってしまったら

「いう事をきかない子供にイライラ」

 

家中におもちゃが散乱していたら

「おかたづけの指導方法が悪いせい」

 

 

といった感じで

自分を責めるか、子供に八つ当たりするのみ。

さらに発達障害という言葉がのしかかっていて

いつもイライラしてばかりです。

 

 

 

疲れ切って力が抜けた時、

「もう周りの人のことは、どうでもいいや」

って思えたんです。

 

長年ガチガチに凝り固めていた心が

はじけ飛んだようなイメージでしょうか、

不思議と「発達障害」が重りでなくなって

「こんな特性があってこそ我が息子」

と思えるようになっていました。

 

 

周りを気にしすぎて

  心に余計な負担をかけすぎだよ

 

 

そうですね、

私はいつも

自分で自分の心を苦しめていたのかもしれません。

 

他人の気持ちより

最優先にするのは自分の心。

行き過ぎたやる気を緩めることで

発語のまだない息子の声を聞いたような気がしました。

 

 

 

発達障害児を育てて約8年。

 

今では簡単な会話なら出来るようになった息子の言動から

日々、力を抜く必要性を教えてもらっています。

 

 

絵本にも心をまあるくする栄養がたっぷり

試し読みができるから、楽しく選べますよ♬

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😊