おまけのどんぐりLIFE

心をまあるくする。ゼロからスタートしてみるブログ

息子の発達障害を受け入れられなかった母が、息子に教えてもらったこと①

こんにちは。

 

発達障害のひとつ、自閉症スペクトラムの息子(4月から小2)と

発達障害のひとつ、注意欠如の娘(4月から小4)を育てるかちゃどんぐりです。

 

今回は、娘の注意欠如に気がつく前のお話。

 

 

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息子に発達障害の疑いがあると
地域の保健師さんから指摘を受け
療育の必要性を教えもらったのは息子が1歳半の時で

 

しばらくは、どう育てたらいいのか不安ばかりで

思い描いていた理想の子育てとの差に頭の中が真っ白、

よく夫に隠れて泣いていました。

 

ところが

悩み、もがきながら子育てをしているうちに

息子が私を選んで生まれてきてくれた理由がみえてきたのです。

 

どう前を向いたら良いのか分からず流した涙は

自分が悪いわけではなくて

ちゃんと前を向くために必要な時間でした。

 

 

 

 他の子が羨ましくて仕方なかった頃

 

保健師さんに相談してから半年たち、

他の子供がお母さんと会話ができるようになっている2歳の頃、

息子に発語はまだなくて、

私の言っていることを理解出来ているのか分からなかったし、
何を求めているのかも分からなかったんです。

 

なんで私の子が…

 

頭の中はその言葉だらけ。

 

息子は発達障害じゃない‼
少し成長がのんびりしてるだけ‼
きっと個性が強いだけ‼

 

と、

どんなに自分に言い聞かせても
息子の行動が発達障害児の特徴に当てはまりすぎていて
すぐ現実に引き戻されて…落ち込みました。

 

発達障害とはコチラ)

kachadonguri.hatenablog.com

 

 

週に2回、療育へ通い

私は先生からアドバイスをもらいながら

息子との接し方のコツを学びました。

しかし息子本人はというと

療育施設でも先生の指示は耳に入っていないようで

申し訳ない気持ちと、恥ずかしい気持ちでいっぱい。

 

この頃は療育に行くたびに

心がズゥ~ンと重くなり精神的負担が大きくて

 

次回はお休みしようかな…

 

と思うことはしばしば。

 毎回自分の弱い心にムチ打って通ったものです。 

 

 

 

 

変な子と思われたくなくて必死だった

 

発達障害が受け入れられない私は、

 

公園で滑り台の順番が待てず泣き叫ぶ息子を人前で怒鳴ったり、

言葉を発してくれないことに焦り

嫌がる息子を羽交い締めにしてまで絵本を読み聞かせたり、

(息子の場合、読み聞かせより一人で絵本を眺めるのが好きでした)

 

とにかく普通の子と同じ事ができるよう育てなくては!

と自分を追い込んでいました。

 

 

2歳くらいになると、

普通の発達をしている子は

公園やスーパーで「こんにちは」の返事ができます。

ちゃんと人の目を見てお返事ができます。

ましてや人前で奇声を上げて泣き叫ぶことも

ほとんどありません。

 

でも、息子はそうではなく

まわりの人からジロジロ見られる対象でした。

 

「しつけのできないお母さん」

 

と思われているような目線を感じるのです。

 外に出掛けるたびにそんな目線の嵐。

 

 

新しい絵本を買ってあげたくても

子供達を連れて本屋さんへ行く気力がない時は

試し読みが出来るコチラのお世話になっていました。

 

 

 

 

自分が「ちゃんとした母」になるために

「ちゃんとした子」になるようなしつけをする方法

しか思いつかないようになってしまっていたのでしょう。。

 

 

そして

娘にも

息子にも

厳しすぎる母になっていました。

 

 

でも

 

無理な厳しさは

子供達だけではなく、自分も追い込み

心がトゲトゲの角だらけになるんですよ。

 

 

 

ヘトヘトになって

がむしゃらに頑張るパワーなんてなくなって

ソファーに横になり、

娘と息子の遊ぶ姿をただただ見つめて過ごす

抜け殻になった時間が増えてしまいました。

 

 

 

 

息子の発達障害を受け入れられなかった母が、息子に教えてもらったこと② - おまけのどんぐりLIFE

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よろしければ②の記事も読んでみてください😊