おまけのどんぐりLIFE

心をまあるくする。ゼロからスタートしてみるブログ

webライターは楽じゃない⁉高額案件に待ち受けていたものと気づいたこと

こんにちは、かちゃどんぐりです。

 

何事も諦めやすく、くじけやすい性格が災いして、webライターとしての執筆は月2万円程度にとどまっているかちゃどんぐりです(-_-;)

 

2度も名前を言ってしまった。。

 

ダメダメです…はい。

そんなことは自分が良く分かっています(反省)

 

私の人生、

「楽して稼げないかな~」と、

他力本願で生きてきたため、今まで大きな苦労をしたことがありません。

 

ところが、神様は平等です。

 

 

今になって倍返し!!キターーーーーー

 

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コツコツと努力を重ねなくても

勉強、バイト、結婚、パートなどなど

そつなくこなしてきました。

 

見る人によってはすごく幸せな人生を送っているように映っていたでしょう。

 

 

「苦労は若いうちにしたほうがいい」

とはよくいったもので、

アラフォーを迎えるまで努力とは無関係にすごしてきたせいか

webライターの仕事もかなりなめていたんです、私。

 

 

家でPCいじっているだけでお金がもらえる

 

なんて、妄想です。

普通の人ならすぐに気が付くでしょうね。

 

 

webライターの登録から間もなく、

高単価な案件がもらえるプラチナライターに昇格するまでは順調でした。

 

苦労もなくポンポンと。

 

 

ところが、

高額案件ともなると、金融関係や不動産関係といった専門知識を求められる記事作成が多くなかなか手を出せません。

専門知識を持ち合わせなくても良い案件は人気が殺到しますから、すぐになくなるのは当然。

 

「今日も書ける記事ないな~」

「新しい案件もっと出してくれないかな」

なんて、クラウドソーシングサイトにケチをつけて、

案件がないから働けなくて当然とばかり、

だらだら過ごしては「お金がない」と騒ぐという……

そんな矛盾に旦那も呆れていたことでしょう。

 

 

どんな仕事にも楽なことなんてないんです!

努力もせずに1年が過ぎ、

webライター2年目に突入したのに平均月収1万5千円て💦

 

 

ただ、そんな私でも分かったことは、

少しの経験値でも執筆時間が少しずつ短くなってきているということ。

 

最初の頃は、700文字の記事に2時間はかかりました。

1文字単価1円で計算すると、時給350円( ゚Д゚)

 

(パートに出たほうがよっぽどいいじゃん✨)

 

 

あまりにも収入につながらない容量の悪さにくじけましたが

外で働くにも職安に行くのが面倒という理由だけで

webライターを細々と続けてきました。

 

 

最近になって、

5000文字6000円とか2000文字3000円という

まあまあ高単価な案件にも挑戦できるようになったんですが

(専門知識なしでも書ける記事です)

 

1000文字を1時間程度の執筆時間になったんです。

 

始めて挑戦する分野でも、

情報収集には時間がかかるものの

文章を作成する技術が少し成長したのかな

というのが自己分析結果です。

 

 

小さな案件でも大きな案件でも

書けそうな記事には挑戦して

経験値を積めば積むほど時短と正確性アップにつながるものなんですね。

 

 

クラウドソーシングを利用したwebライターは、主婦層を中心に人気です。

でも、家にいながら働くって、やっぱり楽して稼げるのとは違います!

 

在宅で働くには、パートに出るのと同じくらい、

いやいや、

自分を律するという意味では、パートに出る以上の覚悟がないと話にならないです。

 

もし、あなたがこれから在宅webライターを目指そうと思っているなら、「楽ではない」という気持ちを忘れずに前進すると良いと思います。

 

私も、

アラフォーはまだまだ人生折り返し地点に立っただけ

と割り切って、前に進まないと!

 

 

webライター失敗談のような反省文に

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

パートを探しつつ

今後もwebライター業を続けていきます。

 

 

学校内トラブル2(息子がとった行動)

こんにちは、かちゃどんぐりです。

 

小2息子の学校内トラブル、誰でも経験するような小さな喧嘩はあるようですが、

ブランコの取り合いで大喧嘩するようなトラブルはこの1ヵ月起こさずにすんでいるようなのです。

「なんで喧嘩しなくなったの?我慢が得意になったの?」

と息子に聞いてみました。

 

コチラも読んでみて下さい↓↓

 

www.dongurilife.net

 

すると、帰ってきた返事は

「いや、俺はガマンするの難しいからやめたんだ。」

と。。。

 

なにを辞めたんだろう!?と思いますよね、

私もすぐに「何を?」と問いかけました。

すると、息子なりに懸命な努力をしていることが分かったのです!

 

「校庭のブランコのところに行くと乗りたくなるし、乗ったら貸したくなくなるし、そしたらまた我慢できなくて喧嘩しちゃうからな。ブランコ行くのやめたんだ。」

 

なんと!

昼休みにブランコに乗るのが楽しみで仕方なかった息子が、ブランコに行くこと自体を我慢しているというのです。

驚きました。

 

息子は、目立った知的障害を伴わない自閉症スペクトラム児です。

知的な遅れがないとはいえ、空気を読む力や集団に合わせた行動はまだまだ苦手分野で、幼さが残ります。それでも、私との「我慢」の約束を守るため、自分なりに喧嘩をしない方法を考え出したのでしょう。

 

ちょっと泣きそうになりました(´;ω;`)

 

 

校庭のブランコに行かなくなった息子が昼休みに何をしているのかというと、ひたすら粘土であれこれ作って楽しんでいるようです。

家にいても、外出するより粘土やお絵かきをするのが好きなタイプの息子。ブランコを我慢するストレスを溜めることなく過ごせているのかなと思います。心なしか、喧嘩が続発していた時期よりも表情が柔らかくなったようにも感じるような。(親バカ目線かな 苦笑)

 

すぐにカッとなってしまう事があると、周りの子供からは敬遠されがちで仲良しの同級生はまだ作れずにいますが、息子なりの努力に成長を感じた瞬間でした。

「変な子って思われてないかな」「ダメ親って思われてないかな」と不安になったとき、思考回路をポジティブ変換するための3ステップ

こんにちは、かちゃどんぐりです。

 

発達障害のある子供や、発達障害の疑いがある子供を育てていると、”世間体”と”現実”の間で悩むお母さんって意外と多いもの。子育てに真面目に取り組んでいるお母さんほど、理想の子育てとのギャップに苦しんでいる傾向があります。「なんでうちの子は普通じゃないんだろう」「また白い目でみられている気がする」と思い、精神的に追い込まれていくのは負のループから作り上げられる孤独感が原因なのです。実際にどうすれば孤独感を取り除けるのか、負のループにハマらないためのポジティブ変換法を3ステップで紹介させてください。

 

な~んて

他人事のように書いていますが・・・

実は私自身も親子で引きこもり経験があります。私の場合は息子が歩き始めた1歳の頃から幼稚園入園までの約2年半くらい、必要最低限しか外出しないという暗い日々を送ってきました。引きこもるようになると、子供を見て笑顔になる回数が減りますし、食事を作っても同じようなメニューの繰り返し、夫との会話は子育ての愚痴が増えて良い事なんてなかったように思います。まずは、暗くなりがちな引きこもり生活に光を当てるところから始めてみてもらいたいです。

 

 

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ステップ1:母としての生活を子育て中心から少しずらしてみる

ステップ1は、子育てとは違う部分に自分の楽しみを見つけるという、笑顔を作るための作業です。毎日鏡で自分の顔を見てにっこり笑顔を作ってみましょう。とはいえ、突然笑えといわれても難しいですよね。

発達障害(疑い含め)のある子供と生活するって、本当に目が離せなくて大変です。昼夜が逆になってしまったり、偏食のせいで食事の準備に時間がかかったり、もしかしてお母さん自身に使える時間がなくなっていませんか?人は、「母」になると、子供に無償の愛を注がなくてはいけないと思い込んでしまっていることがありますが、すべての時間とすべての労力を子供につぎ込む必要はないのですよ!母だって人間です、子供と同じように愛のご褒美があれば、自然と笑えるようになります。

 

そこで、鏡の前で笑顔になるためにメイクをすることをオススメします。なにも、完璧なメイクでなくても良いのです。朝起きて洗顔したら必ずメイクをする、とルーティンを決めなくても良いのです。例えば、ある日はリップクリームを色付きにしてみたり、翌日は眉を描くついでにチークを付けてみたりと、日常の顔に1つプラスする程度のメイクを試してみてください♬もちろん、メイクをするタイミングは自由です。たった数分でも、自分の顔に時間と手間をかけて、さあ「ニッコリ☻」。

日々の日課にすることで、表情筋が緩み自然な笑顔が作れるようになるでしょう!自然な柔らかい笑顔は、人相学においても人を幸せにする大切なポイント。子供や夫がその笑顔で癒されて、笑顔が連鎖していったら大成功です。

 

ステップ2:余計な子育て論は詰め込まない

ステップ2は、自分で築き上げてしまった理想の子育ての壁を取り除く作業です。「○○歳になったらコレができなきゃダメ」とか「怒らないで褒めて育てる方法」とか、子供のためにと学んだ知識は、一度リセットしてしまいましょう。だって、子育て方法は十人十色で良いのですから。

発達障害(疑い含む)がある子供は、必ずしも月齢通りの発達をするとは限りません。言語理解に遅れがみられることも多いと聞きます。そのような状況で一般的な子育て論をもとに育てていたら、自分の子供が平均と違いすぎて自暴自棄になって当然なのです!育児本から得た情報に左右されるなら、その本は今必要な本ではないのかもしれませんよ。(私は育児本を段ボールに詰めてクローゼットの奥へ隠しました)育児本の子育て論が、今の悩みと一致しているなと感じた時だけ読み返せれば、それが一番良い育児本の利用方法ではないでしょうか。

 

発達障害関連の本も、読みすぎには注意が必要です。

知識ばかり詰め込みすぎてしまうと、子供の特徴も本の知識をもとに見てしまうため、落ち込むことの方が増えてしまうような気がします。変わった行動や発達の遅れは本で調べて学んでも子供が急に成長するわけではないですから、「育て方のコツ」はあくまでも参考にする程度にとどめておきたいですね。

 

子育て論は、外からの知識を詰め込みすぎると、無意識のうちに乗り越えるべき壁を作ってしまって、その壁を乗り越えられなかったときに落ち込んでしまうものです。その壁は、次第に他の子供との成長差を露わにして、お母さんを孤独に追いやる魔物になっていきます。孤独から身を守るためにも、最初からその壁を作らないような意識作りをしておくと良いですよ。

 

ステップ3:相談相手は自分で選ぶ勇気

ステップ3は、少しハードルが高く感じるかもしれませんが、発達障害の子育てについて、理解ある相談相手をつくる作業です。地域の保健師さんや、療育施設と繋がっておくと子連れで外出するキッカケにもなりますし、成長とともに変わる悩みにも対応してもらえます。最初のキッカケは、自分からアクションを起こさなといけないので勇気が必要かもしれませんが、電話やメールで面談もしくは施設の見学を申し込んでみましょう。

 

相談相手探しでは、注意すべきなのは「発達障害への理解の有無」です。もともとの友人やママ友では、同情されたり励まされたりされるだけで余計に落ち込んだ、なんて話をよく耳にします。私の経験から、軽く相談してみて「大丈夫だよ~」「心配することないよ」などの言葉をかけてくれる人は、発達障害児への理解があるように見えて実は何も分かっていない人がほとんどでした。そういう友人は、引きこもりたくなるほど世間の目が気になっているときに相談する相手ではないでしょうね。

 

もう一つ、SNSで同じ境遇のお母さん達とつながる方法もオススメです。子供の特性を細かく書いて、悩みが似た者同士でメッセージのやり取りをしたり、療育や偏食について先輩ママからの意見が聞けたり、家にいながら好きなタイミングで相談できます。ただし、子供の前でスマホばかり見ていることにならないように注意しながら利用したほうが良さそうです。

 

3つのステップでホップステップジャンプ⤴

他人からの目線が気になってしまったら、自分の子育て法を見直してみることは大切ですが、世間体ばかりを気にして子育てをしていたら、親子で共倒れになってしまいそう。発達障害のある子供は、変な子ではありません。そして、お母さんがダメ母だから子供が発達障害になるわけでもありません。大丈夫、頑張っている自分のことも自分で愛してあげる時間を作ってください。子供より自分を優先する時間を作っても、そのことを責める人はいませんよ。

 

TVやネット、本に溢れる様々な育児論は、参考になりそうなものだけをチョイスするように心掛けて。人の真似っこ育児にならないように気を付けてみると、自分育児法にもバリエーションが出てきて自信がもてるようになるはずです!そして、どうしても発達障害児育児の壁にぶち当たったときのために、自分の士気を高めてくれるような相談相手を見つけておくと、孤独な育児から解放されて気持ちが楽になるものですよ。

 

引きこもりたくなるくらいの不安、世間の目、友人の心ない言葉など、発達障害児を育てていると、些細なことが不安感をあおり引きこもりのキッカケになり得ます。お母さんの心は繊細ですから、落ち込まないでいるなんて無理なことでしょうけど、落ち込んだ後に復活する方法を準備しておいて損はないと思いますよ。

 

今まさに不安の中心にいらっしゃるお母さんも、そうでないお母さんも、自分や子供を責めないで前を向けるような3ステップ、参考にしてみてください。

 

 

 

 

偏食と好き嫌いの境界線⁉食べさせる工夫に疲れてきたら…

こんにちは、かちゃどんぐりです。

突然ですが、子供の栄養バランスって考えたことはありますか?

離乳食が始まって、もぐもぐする楽しさや美味しさを覚えさせたら、次は栄養バランスのとれた食事を食べてもらいたくなりますよね。

でも、

味の好みや食感、見た目の好みなど、親が好きなものを子供も好きとは限りません。

 

 

実は先日、あるママさんが子供の偏食についての悩みを打ち明けてくれました。その子は、アイス・白飯・そば・肉類(レトルト)・茹で野菜・みそ汁は食べられるものの他の料理を食べないから太る一方だというのです。

ちょっと疑問に感じた私…

その子が食べられるものは、かなり種類も豊富ですし栄養バランスのとれたメニューが作れそうなのです!これを偏食のせいにしてしまって太らせ続けてしまうのは、健康維持のためにももったいないと思いました。

 

そこで今回は、我が家の子供達の偏食と好き嫌いを克服した方法を、紹介します。偏食持ちのお子さんや好き嫌いの激しいお子さんと、笑顔で食卓を囲みませんか?

 

 

 

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偏食と好き嫌いの違い

偏食とは、摂るべき栄養に偏りがある食事のことを指します。

カップラーメン以外は食べてくれなかったり、おかずは一切食べないのに白飯だけは何杯も食べてしまったりと、一般的な好き嫌いとは桁違いなこの好き嫌いは、偏食にあたります。ちなみに、偏食がある子供は食べやすいようにとアレンジしても一切食べてくれないことや、口にいれても吐き出してしまうような特徴があり、子供の食事作りに疲れ果ててしまうお母さんが多いようです。

逆に、

普通の好き嫌いだと、細かく切って混ぜたら食べてくれたり、甘めの味付けにしたら好きなメニューに変わったりと、料理の工夫次第で克服できることが多いのが特徴です。

 

ちなみに我が家では、娘がニンジンや長ネギなど数種類の野菜に好き嫌いがありました。そして息子は、好き嫌いのレベルではなく、白飯とバナナ、スープのみしか食べてくれず、他のメニューは口にしてもオエっと出してしまう偏食持ちでした。

娘の場合は、アレンジメニューで苦手な野菜でも食べてくれる回数を増やせましたが、息子にはなかなか難しく試行錯誤が続きました。

 

心が折れそうになったらコレ!

子供に偏食があると分かったら、まずは栄養を気にして食べてくれるメニュー探しを始めるお母さんが多いです。実際に、私もその一人でした。味付けを変えてみたり、細かく刻んで分からないようにしてみたり、飾り切りをして目で楽しめるような工夫をする料理上級者の真似をしたこともありました。

でもでも、偏食は並大抵の好き嫌いとは比べ物になりません。

そんなお母さんの苦労なんて一瞬で「おえっ」とされて、はかなく散ってしまうのです。子供の健康のためにと時間をかけ手間をかけ、思いを込めて作ったぶんだけショックが大きいでしょう。

私自身「なんで食べてくれないの!」と何回叫んだことか。数えておけばよかったかな、と思うくらいそのセリフは食事時のお決まりフレーズでした。

 

そんな悩みをたまたま1歳半健診でお世話になった保健師さんに相談したところ、こんな回答をもらいました。

 

そのセリフが出てしまうときは、お母さんの心が折れる寸前のサインです!

 

言われてみれば、確かに私の心は折れかけていたような記憶があります。

そしてさらに、

本格的に心が折れてしまう前に、自分の心と脳をリセットしたほうが良いかもしれませんよ。リセットするのは簡単、食事中は子供の笑顔を何回見られるか、という思考回路にシフトチェンジしてみましょう。

 

と教えてもらいました。

 

遊び食べ?食べ遊び!!

シフトチェンジするのは、ずばり「食べ方」です!

子供が食べられるメニューのままで、どうやって食事を楽しむか、工夫をしてあげることから始めるのが良いでしょう。保健師さんから教えてもらった方法は、食器を好きなキャラクターで統一したり、思い切っておままごとで使っているおもちゃの食器セットで本物のご飯を出してあげるのも気分が変わって楽しめる、といったものでした。

私が試した方法は、子供用のナイフとフォークセットを使わせてみることでした。年齢的にも、フォークやスプーンで食べるのが精一杯の頃で、こぼしてしまうなんでことも日常茶飯事でしたが、息子が見たことのないくらい必死に食事と向き合っている姿に驚きました!

次第に、食べ物を自分のナイフで切って食べる行為が楽しくなったようで、私のお皿にあった茹で野菜を切ってみたり、普段は残していたスープの具を切ってみたりと、食べながら切る遊びを始めたのです。切って遊ぶ行為に夢中になった息子は、切ったものは自然と自分の口へ入れるようになり、食べられるものの種類が日に日に増えていきました。

 

これは、

「食べ物で遊ばない」「食べながら遊ばない」といった食事のマナーをやぶるわけではなく、「食べ物っておもしろい」「これはなんだろう」と遊びながら食への興味を深めるための1つの方法だそうです。

 

 

「偏食だから…」より「好き嫌いかも」

偏食の状況は、全く同じ人はいないといわれいてレベルは十人十色です。ですから、解決方法も人それぞれです。けれど、「偏食だから」といつも同じ環境で食事をしているだけではなく、少しの変化で気持ちをリセットしてみる価値はありそうですよね。

子供の栄養バランスを気にしすぎるあまり、偏食や好き嫌いに敏感になってしまったら、「子供あるあるの好き嫌いかも」くらいの気持ちに切り替えてみてください。もしかしたら、メニューの工夫をしなくても、食べられるものが1品増えるかもしれませんよ。

我が家の場合、遊び食べを試してからは息子の偏食が娘の好き嫌いよりも先に克服されて、何でもモリモリ食べる子になっています。

 

そして、偏食は幼児期が一番ひどい時期であることが多いそうです。実際、小学生、中学生、高校生と、成長とともに少しずつ偏食が改善されていったという体験談をよく耳にします。食べさせる工夫や食べてくれないイライラで心が折れそうになったら、一度立ち止まって一息ついてみませんか。

 

 

 

 

 

 

『子供を障害児にするなんて』と言われた幼稚園に通いたいと思いますか?

こんにちは、かちゃどんぐりです。

息子は、幼稚園入園前に療育手帳を取得しました。
私の住む地域では、療育手帳取得の際に4段階で判定されます。

A1(最重度)
A2(重度)
B1(中度)
B2(軽度)

息子は『B2』の判定。

これは、発達障害に理解の薄かった幼稚園に対して、少しでも歩み寄ってもらえる材料のひとつになればという思いがあっての取得でした。けれど幼稚園の対応は、息子が在籍した3年間ずっと冷ややかなものだったのです。

義務教育ではない幼稚園教育…
発達障害児に対して手厚い対応をしてくれる幼稚園ばかりではありませんよね。しかし、家庭環境によっては我が家のように手厚い幼稚園や療育園などをを探している余裕がない方がいるのもまた現実。

そこで、今回は発達障害に理解が薄い幼稚園を選んで良かったと思えた経験について紹介させてください。

家から近いことが最優先

我が家は、私の実家も夫の実家も車で高速を乗り継ぎ2時間かかる距離にあります。娘も息子も赤ちゃんだった頃には、2人を連れてよく実家に帰り子育てを助けてもらっていましたが、娘が幼稚園に入園してからはなかなか帰る時間もとれなくなりました。たとえ子供の風邪をもらってしまっても、誰のサポートもうけられません。そんなとき、夫が役に立てば良いのですが、8時に出勤して23時前後に帰ってくる夫に何が頼めるでしょう。我が家はまるで母子家庭でした。

娘が幼稚園に入園したのは東日本大震災の翌年。自然災害の脅威を目の当たりにして、子供2人の命を私一人で守るには家から近い幼稚園にするのが最優先の決め手でした。そんな理由から選んだ幼稚園は、園の雰囲気や環境は抜群に良く娘にはぴったりの幼稚園。

娘の入園から2年後、息子も入園させる予定で心は決まっていました。なぜなら、息子の発達の遅れや多動についての相談を聞いてくれる先生や、言葉の遅れがあっても気にしないで入園させてと言ってくれる副園長先生など、発達障害児でも受け入れてくれる環境は整っている印象があったからです。


入園願書提出で感じた違和感

入園願書は、園長先生との面談によって受理されるシステムでした。なので息子も、娘の入園時同様に園長先生の面談を受けるために願書を持って予約した時間に面談室へ通されたのですが、園長先生の顔に笑顔がなくピリッとした雰囲気に一抹の不安を感じつつ着席した私。息子は、ウロチョロして部屋から脱走する危険があったので私の膝に座らせました。

開口一番驚いたのは「息子さんはお返事ができないですね、私と一度も目が合いませんけど」という園長先生のひとこと。事前に発達障害であることや週3回の療育を受けていることなどは他の先生を通じて伝えてありました。さらに願書の中には詳しく息子の障害について記載しています。なにより、副園長先生から気にせず入園しても良いとのお墨付きをもらえていたはずです。

園長先生との会話中、驚きと焦りと不安と少しの怒りといった込み上げてくる様々な感情を抑えるのにかなりの精神集中を強いられたような気がしました。そして園長先生は「まあ、願書を出したいようなら受け取っておきます」と、部屋を出て行きました。

普通の親なら、「こんな幼稚園に息子を預けられない」と願書を返却してもらって別の幼稚園を選ぶのかもしれませんね。もしくは、障害があるから幼稚園には行かせないという選択肢があったのかもしれません。でも、我が家の子育て状況では姉弟で別の幼稚園に通わせられるほどの気力も体力も私にはありませんでした。そして、発達がゆっくりだからこそ多くの子供たちに囲まれて成長させてあげたいと思っていました。(親のエゴなのかもしれませんが…)

発達障害児繋がりでできたママ友たちからは、手厚い幼稚園の情報や療育中心の園、保育園の優しい対応などを教えてもらってはいましたが、どこも家から距離があったり障害児枠の定員数が空いていなかったりして、それ以上の選択肢はなかったのです。

願書提出後の変化

息子を馬鹿にされたような気持ちの願書提出から数日後、幼稚園から再度面談の連絡が入りました。今度は副園長先生との面談で、願書に記載した発達障害について説明して欲しいとのこと。入園取り消しと言われるかもしれない覚悟を決めて、発達障害を理解してもらうべき伝えたのは以下の通りです。

  • 発達障害とは何か
  • 自閉症スペクトラムの特性
  • 普通の自閉症や多動、注意欠如との違い
  • 息子がスムーズに過ごせるための対応方法
  • 加配をつけてもらえるよう手配してほしい(療育手帳を持っているか障害がある児童には、先生を余計に配置させるという国の制度)

入園前からよく相談に乗ってもらっていた副園長先生なので、てっきり発達障害についての知識は豊富な方だと思っていたのですが、全くの勘違いでした。これらの話をしても、常に疑問だらけのような表情と曖昧な返答ばかりで話が前に進みません。

しかし、そのような反応は私の想定内!誰もが発達障害について理解が深く、私や息子に親身になってくれるとは到底思ってもいませんでしたから。だからこそ入園前に療育手帳を取得しておいたのです!!

息子が入園してからも、副園長先生との個別面談は数回実施してもらいました。クラスメイトとのトラブルが何度も発生し、困り果て私は「早く加配の先生をお願いします」と何度も頭を下げて懇願し続けましたが、願いは叶いません。最終的に幼稚園の意見として提示されたものはこのような内容でした。

  • 加配なんてつけない(加配の先生の指示しか聞けない子になってしまうから)
  • 発達が遅い個性として指導します(なぜ親が障害児として育ててしまうのか疑問だから)
  • 療育手帳を取得してしまったのならコピーの提出をするように
  • 園長の意見は、そんなに要望があるのなら保育園への転園をどうぞ(副園長は、これは自分の意見ではないと強調していた)

ハッキリと、私の考えや発達障害児の受け入れに対して拒否の姿勢を示されてしまい、愕然としたのは確かです。けれどすぐに転園できる状況でもなかったので様子を見ながら通園と続けることに。我が家の場合、理解してほしくて取得した療育手帳は役に立ちませんでした。

トラブル連発と息子の変化

入園当初、発語のなかった息子はよく同級生を噛んでしまうトラブルを起こしました。幼稚園の対応のほとんどが「見ていなかったので状況は詳しく分かりません」というもの。トラブルの原因がどこにあったのかは追求せず、噛みついた息子に全責任を押し付けるのです。それでもひたすら謝って耐えました。心がすさんで、幼稚園の先生やママ友がみんな敵に見えたこともありました。

ですが、年少から年中に上がるタイミングで息子が急に2語文3語文を話すようになったのです。自分の思いを言葉にしないと誰にも分ってもらえない環境だったからなのか、ただ普通の成長タイミングだったのか定かではないけれど、先生の質問に答えたり話しかけたりするようになっていました。

さらに、年中になると同級生と追いかけっこくらいなら楽しめるようになったのです。滑り台やブランコ、三輪車など、遊具の正しい遊び方を自然と覚えて、順番を守って遊べていました。危ない遊び方をしている子には注意するようなこともあると、担任の先生から教えてもらったときには心が躍るくらい嬉しかったです。

年長になると、給食当番や日直といった簡単な仕事もこなせるようになりました。とはいえ、発達障害が治ったわけではないので、何もかもが他の子と同じようにできているわけではありません。会話のキャッチボールが苦手で、我慢が苦手、すぐに癇癪を起してしまうような特性は変わらずです。

ただ、園長先生副園長先生を含めたどの先生も、息子を特別扱いせず発達障害児としての補助をしてくれない代わりに、できないことは無理強いしないでくれて、教室を脱走しても羽交い絞めにせず優しく抱きかかえてくれました。ときには一人で教室の外で落ち着くまで過ごさせてくれていたようです。

小学校に入学してから分かったこと

幼稚園の対応に納得がいかないことはありました。在園途中で何度か転園しようか悩んだこともありました。しかし、小学校に入学してから支援学級の先生に言われた言葉によって、私の選択が正しかったと思うことができたのです。

  • 息子さんはやりたいことややりたくないことをハッキリ言葉で表現できています
  • どの先生が話しかけても楽しそうにやりとりしてくれています
  • 授業を受ける前の準備や下校の準備など、周りの子が始めると自らすすんでやっています
  • 息子さんと廊下を歩いていると、驚くくらい色んな子から声を掛けられます。こんなにも声を掛けられる生徒は初めてです、幼稚園でとても良い関わり合いをしてきたのでしょうね


これらは、もしかしたら私が幼稚園にお願いした発達障害児としての特別な対応のみを受けていたら、聞くことのなかった台詞かもしれないなと思えるのです。発達障害児や発達障害グレー児が増えてきている昨今、発達障害への関心が薄いままの幼稚園は多くの課題が残るでしょう。しかし、発達障害も個性としてとらえて集団生活を学ばせてもらえた息子は、確実にしっかり者へと成長してくれました。


最初の印象は決して良くなかった幼稚園でしたが、「子供の障害も個性としてみれば楽しく過ごせる」というポジティブな感情を持っても良いんだと教えてもらったような気がします。今でも、息子の育て方に悩んだときには「個性かな、性格かな、まずは見守ってみよう」と、落ち込みすぎる前に心を切り替えられるようになりました。

発達障害といっても、自閉症や自閉症スペクトラム、注意欠如や多動、学習障害など、どの子にどの対応をとるべきか、という正解はありません。幼稚園選びはどの親でも悩むところです、何度も見学へ行き、納得いくまで話し合える幼稚園を探してみると良いかもしれませんね。




最後まで読んでいただきありがとうございました。
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学校内トラブル(Instagramより)

こんにちは、かちゃどんぐりです。

自閉症スペクトラムという障害の特質からなのか

息子はまだまだ我慢が苦手です。

今のところ知的な遅れはなさそうなので、

やっていいこと悪い事の区別はついているのですが

分かっていても衝動的に体が先に動いてしまうようです。

 

先日、学校で起こしてしまったトラブルについて

Instagramに投稿したところ、

同じような悩みを抱える方が多いことを知りました。

 

 

https://www.instagram.com/p/BpEhBjTgNFp/

上級生を噛んでしまいました😢休み時間にブランコの取り合い。.2年生になってからブランコの取り合いトラブル3回目⤵.本人はいけないことだと分かっていたのにひどいセリフを言われてガマンできなくなってしまったと….いつもトラブルの発端は相手側、しかし噛んでしまったら息子が全面的に悪くなり母は相手の保護者に謝るしかできません。.今回も息子が乗っていたブランコを無理やり止められ『降りろ』と言われたらしい。悔しくなって相手の腕を噛んだようですが仕返しに顔面めがけて砂を投げられています。その後、息子は支援学級の担任に連れられて相手の教室まで謝りに行ったそうです。.担任の先生からの連絡によると相手の保護者さんは、『お子さんから謝っていただいているので親御さんからの謝罪まではしていただかなくて大丈夫ですよ』と言ってくれているとのこと。ありがたい対応に感謝ですm(__)m.けれど、①無理やりブランコを止められた②砂を投げつけられたってゆう息子が受けた被害は謝ってもらえない。暴力ではないから?被害が小さいから?少し納得がいきません🌀..写真は、悔しくなっても喧嘩をしないようにブランコに乗ってる時でも見える位置に『ガマン』と『おこらない』を書きました✏すると息子本人もペンを取りだし『かまない』と書き加えていました。.頑張れ息子!!!!!.....#小2男子#発達障害#自閉症スペクトラム#asd#支援学級#ブランコ#トラブル#噛まない#我慢#怒らない#母だってたまには泣きたくなる

 

 

自閉症スペクトラムだけに限らず、

発達障害がある子や、発達障害グレーの子は

他人との関わりがスムーズにいかない事が多いですよね。

 

でも、

失敗を繰り返しながら学んだ経験は

未来への大きなお土産になるような気がするのです。

 

失敗しないように…

トラブルにならないように…

 

本当に親がやるべきことは

先回りをして子供の安全を守り、トラブルを避けるより

大いに失敗を繰り返し、反省する経験を積ませることのような気がしました。

全面的に親がフォローしてあげられる小学生時代だからこそ、

「かわいい子に旅をさせる」のを試すのに丁度良い時期かもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

娘に笑顔が戻ったコンサータ錠

 こんにちは、かちゃどんぐりです。

今日は娘のADHDについて話そうと思います。

 

8月から飲み始めた「コンサータ」のこと。

 

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自分でも気が付いたようで

 

幼少期から注意欠如や多動だろうなと思われる言動はありましたが、手に負えないレベルではなかったし認めたくない気持ちもあって、わざと気が付かないふりをしていた私。弟が生まれてからは、小さなお母さんとなって一緒に面倒をみてくれたり、赤ちゃん返りをして泣いてばかりだったりと、日によって娘の気分で性格が変わっていました。

幼稚園では友達と遊ぶのもすきだけど、一人で遊ぶのも好きってゆうタイプ。歌ったり踊ったり整列したりというルールに関しては誰よりもきっちりこなす子だったんです。。

ところが、小学校に入ってみると時間割を揃えられないではないですか。前夜に親子で一緒に準備するのですが、時間割表の見方が理解できていなければ、何を持って行けばいいのかをいつになっても覚えないのです。1学期は付きっきりで教えて2学期にはアドバイスをしながら自分でやらせるようにして、1人でもできるように教えてきたつもりでいました。ついでに、ノートをなくしたり鉛筆をなくしたり学校に忘れ物をして帰ってきたりするのが日常的になっていました。

2年生、3年生、4年生と、学年が上がるたびに”やれて当然のこと”のレベルが上がってくるもので、普通の子は物をなくしたり、忘れ物をしたりする回数が減ってくるものです。しかし、注意欠如がある娘は、どうしてもアチコチに同時に集中することができません。

例えば教室で、ランドセルに教科書とノートをしまったら、ランドセルを一度ロッカーにしまって体操服袋を出してください と指示があったとします。

すると娘はランドセルに教科書とノートをしまうところで精一杯で、次になにをするべきだったのか忘れてしまうのでボヤ~っとしてしまうのです。もしくは関係のない話題を話し始めたり、終わったと思い自由に遊び始めてしまったりします。

 

 

クラスメイトに馬鹿にされたり注意されたりする回数が増えたせいか、毎晩傷ついた一言を報告するようになってしまって、いじめにつながらないかと心配していた頃でした。

「お母さん、私はなんでできないことばかりなんだろう」

と自分から相談してくるようになりました。そこで、息子がお世話になっている発達専門の先生に診てもらいコンサータを飲むようになったのです。

 

 

コンサータって

 

簡単に説明すると、脳内の伝達物質に刺激を与えて、正しい回路に情報を収められるように手助けしてくれるような薬です。朝飲むと効果が現れ始めて10時間くらい経つと効果がだんだん弱まって切れるというものなので、毎朝朝食後に飲むのが一番良いとされています。

ちなみに、脳が活性化するため眠気が消えてしまうんですよ、なので朝食後に飲み忘れたからといって、昼近くにコンサータを飲むのは絶対禁止になっています。子供が夜に眠れなくなってしまっては成長ホルモンが出せませんからね。

コンサータを飲んだ日の娘は…気が利くといいますか、物事を先回りして読み取れているような気がします。もちろん忘れ物は減りますし、授業も眠くならずに集中して受けられると言っていました。自分もクラスメイトと同じように行動出来ている自信が付いたようで、下校後に学校での出来事を嬉しそうに話すようになったのが大きな変化だと思います。

 

 

朝はコンサータの効き目がないもので

 

娘が成功体験を積んで自分に自信をつけるのが目標で飲み始めたコンサータさん☆

娘にとっても私にとってもありがた~い薬なんですがね、朝食後に飲んで、薬の効果が現れるのは1時間くらいかけて徐々にジワ~っとなんです。

ということは、学校の準備をする時間帯にはコンサータ効いていません!

というわけで、宿題一式忘れたり、筆箱忘れたり、やらかしてます!

さらには、忘れ物をしないようにと準備を念入りにしすぎると、コンサータを飲み忘れる始末!

 

本末転倒とはまさにコレです。

 

 

口出ししないで我慢ガマン

 

そんなこんなで1つづつにしか集中できない娘がコンサータの力を借りつつ成長しております。不思議なことに、コンサータを飲み忘れた日でも飲み忘れたことを忘れているらしく((笑))それがなんともありがたい娘の性格です。

下校後に

「ただいま~!」

「今日コンサータ飲み忘れてたよ」

「うそ~!?いつも通りしっかり動けたから気が付かなかったよ」

 

笑えるやりとりです。

 

コンサータの力を借り始めてたった3ヶ月でネガティブ思考になりやすかった娘が、自分に自信を持って行動する精神力ってすごいなと思いました。飲んでなくても、飲んでると思い込んでいるだけで飲んでいる日と同じように動けるんですから。

飲み忘れが多くて毎朝大声で「飲んだの!?」って叫ぶのが私の日課になりつつあったんですが、少し娘を信用してみてもいい時期に入ったような気がします。

 

 

ADHDは注意欠如や多動、集中力散漫など、周りと比べると「出来ない子」に思われがちな症状の発達障害です。生きづらさを感じながらも大人になってから診断を受け、ホッとしたという人が多い発達障害です。ただ「トロイ」「融通がきかない」「言われた仕事しかしない」「気が利かない」と思われていじめられてしまう人が多いです。もし近くにそのような人(子)がいたら、馬鹿にしないであげてください。困っている事がないか聞いてあげてください。