母の底力!長期休み期間こそ発達障害児ADL向上のチャンスです
こんにちは、
注意欠如の娘・ぐり(小3)と
自閉症スペクトラムの息子・どん(小1)
を育てるかちゃどんぐりです。
我が家の子供達も春休みに入り、
少しだらけ気味ですが、
ここはどんぐり母さんの頑張りどころ👊
今日も手は抜きません!
発達障害児を育てる親にとっては聞いたことのある
「ADL」とは
英語で activities of daily living
日本語にすると 日常生活動作
具体的には
・食事
・着替え
・洗顔
・整髪
・歯磨き
・入浴
・トイレ
・移動
といった日常的な基本の動作のことを表しています。
療育を受けていたり、
療育手帳を交付されていると、
定期的に「ADL」の自立が出来ているか
チェックをうけるのですが、
子供の年齢が低いほど
親の介助が必要な内容はたくさん。
(ちなみに我が家の息子は療育手帳B2判定で交付を受けています)
お子さんが就学前であれば、ひとりで出来ないことが多くても
落ち込む必要はないのですが
練習して出来るようになるのに越したことはないですよね。
日々、幼稚園や学校で時間に追われていると
親が手助けしたほうが早く済むので
ついつい何をするにも手を貸していませんか?
手を出しすぎれば、お子さん自身が失敗できないのです、
失敗してみて分かるコツもありますよ。
例えば、毎朝の着替えでのポイントは
①服の前後を見分ける方法を伝えて
➁どこを持てばスムーズに着られるのか。
親が手を貸すポイントは
①声に出して
➁服の向きを直してあげる
私はこれくらいで十分だと思うのです。
洗顔や洗髪、整髪など、声掛けだけでは難しいものは
見本を見せて教えられれば楽なんでしょうね、
でも発達障害児は集中して見てはくれません💦
手を持って、手の動かし方や力加減を直接教える時期を経て
声だけのサポートに移行したほうが良いかもしれません。
(我が家の子供達は年少さんまで手を取り教えました)
発達障害児では、手先が不器用なタイプのお子さんと
手先が器用なタイプのお子さんの差が大きいので
何歳から声だけのサポートにしたほうがいいか
目安を示すことは難しいですが、
様子をみながらパニックや癇癪が起きなければ
1ランク難しいかな、と思えるレベルに挑戦していくと
ADL向上につながると思います。
我が家ではランクを細かく設定して
目標達成の喜びを味わってやる気を促進させていました。
お風呂上りの一例です。
パンツが履けた
↓
パジャマのズボンが履けた
↓
シャツが着れた
↓
パジャマの上着が着れた
↓
パジャマのボタンが1つとめられた
(かけ違えていてもOK)
↓
パジャマのボタンを2つとめられた
↓
パジャマのボタンを全部とめられた
↓
お風呂上りの着替えを1人で全部できるようになった
上手くできず、
激しい癇癪で叫びだす日もありましたよ(-_-;)
そんな時は、高望みしすぎた自分に反省するのみ!
明日は1ランク下げてあげよう。と切り替えちゃいましょう♬
ボタントレーニング用のパジャマは
子供の指でつかみやすいボタンサイズと
色分けされている点が、使いやすかったですよ。
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そんなこんなで、日々の努力のお陰か
幼稚園で問題児扱いされていた息子が年長になると
プールの時に着替えるのが一番だったり
お泊り保育では自分で髪を洗えたり
普通に発達しているクラスメイトより
ADL能力が高くなっていました。
(なんであの子が?っていう嫉妬も受けましたが…)
えっとえっと、話を戻しますね。
ADLは日々の小さな積み重ねにつきます。
お子さんの意志で挑戦しやすい環境と
時間がかかっても見守る親の我慢、
そして
一進一退をあたりまえに受け止める心。
それだけあれば、じゅうぶんです(^^)
春休みや夏休み、冬休みのような長期休みの期間、
登園や登校の時間が迫ってきませんから
家で挑戦出来る日常生活動作に
時間がかかっても待ってあげられる余裕が生まれると思います。
他のお母さん達が休みでのんびりしやすい
長期休み期間こそ
日常と変わらず生活して
ADL向上の意識をより強めて
我が子の成長チャンスにしてみませんか?
ちなみに我が家は今季、
歯磨きのレベルUPに向けて挑戦しています。
「仕上げ磨きの日々から解放されたい」
これが目標🌟
娘&息子は毎晩鏡の前でシャカシャカシャカシャカシュワシュワ~♬
好きな歯ブラシと好きな歯磨き粉と好きな鏡で楽しく成長♬
してくれる予定です…して欲しい!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。