おまけのどんぐりLIFE

心をまあるくする。ゼロからスタートしてみるブログ

娘の担任には”教師”という名のプライドしかなかった件

こんにちは、かちゃどんぐりです。

 

我が家には

不注意が目立つADHDの娘(小4)と

自分の世界に浸りがちな自閉症スペクトラムの息子(小2)がいます。

 

今日は、小学校4年生になったばかりの娘の話。。。

 

ADHD

娘には、

・同時にいくついもの事柄をこなせない

・言葉の意味はストレートにしか受け止められない

・対人面において、自分優位になりやすい

といった特徴があります。

 

だから、歩いていても歩くことに夢中で段差に気が付きにくかったり

「ダメだよ」と言われれば、人格否定されたレベルに落ち込んだりしますし、

友人と遊ぶにしても、

自分だけDVDを見始めて友人を放ったらかしてしまうこともしばしば。

友人が帰るといっても自分の遊びに夢中でお見送りを忘れてしまいます。

(いつも私が呼びつけて無理やりお見送りさせていますが)

 

学校でも授業中に集中が途切れて、

先生の声が届いていないことも多いようで

勉強はどの教科も遅れ始めました。

 

3年生までは、家でのフォローと、同級生からの指摘、

たまたま理解のある担任だったため

どうにかこうにか過ごしていましたが、

4年生ともなると、自主性を求められる機会が増えるものです。

本格的に学校と連携をとっていかないと、

娘の学校生活は苦しいだけのものになってしまうかもしれない。

 

そこで、発達障害でお世話になっている医師と相談して

担任にも説明し、学校での娘への対応をお願いすることになりました。

(娘の特性は目立つタイプではなく、放っておいたら先生も気づきにくいと思われます)

 

 

 

 

先日、担任の先生に時間を作ってもらい、面談に行ってきました。

 

 

まず、先生が指定してくださった時間に職員室へ。

娘が先生を呼びに職員室に入ろうと、ドアをノックします。

 

トントン!「失礼します、4年〇組の△△です。◇◇先生に用事があってきました。」

 

知らない先生が現れて一言

「え?聞こえません、出て行ってやり直しなさい」

 

娘はもう一度ノックからやり直します。

トントン!「失礼します、4年〇組の△△です。◇◇先生に用事があってきました。」

「そんな声では聞こえません。最初からやり直しなさい」

 

トントン!

「…失礼します…

4年〇組の……△△です。◇◇先生に……用事が……あって…………きました。」 

 

3回繰り返されました。

声は震えて途切れ途切れ。娘は泣きそうです。

 

 

職員室前の廊下の端から見ていた私には、

娘の声はしっかり聞こえていました。

職員室内の先生に聞こえていないはずがありません。

だれでも元気よく大きな声で叫ばないと入れない職員室ルール!

 

私が大声で◇◇先生はどちらにいらっしゃいますか と叫ぼうか、

面談しないで帰ってしまおうか、

 

しかし、ここは冷静に、娘を見守りました。

(短気は損気ですからね。。)

 

 

そして、やっと職員室に入って担任の机まで行けた娘が、

うつむきながら、担任を連れずに一人で戻ってきたのです。

 

どうしたのか尋ねると

「声が小さくでおばけだと思ったからやり直し、って言われた」

「もう一度職員室に入る挨拶からやりなさいって……」

とのこと。

 

 

担任は、この時間に私と面談する予定を知っているはずです。

(担任が指定した時間ですもの)

母親も来ていると分かっているはずです。

それでも、出てこない。

 

職員室ルールを守るよう教育していますから!と言いたかったのでしょうか。

 

 

 

 

しばらく娘と廊下で待っていると、

 

ニコニコしながら担任が現れました。

何事もなかったかのように、「どうも~担任の◇◇です♪」と。

 

 

軽く話しただけで、発達障害についての知識がない先生だとすぐに分かりました。

 

急に娘に対する要望ばかり言うのも失礼と判断して、

「差し支えなければ、読んでいただけませんか」

と、発達障害の解説のような冊子をお渡ししたところ

快く受け取ってくださった…までは良かったんです。

 

 

冊子をうけとるやいなや

「娘さんの担任になってまだ2週間弱ですけど、

実は休み時間の行動とか、同級生と遊ぶ姿が変だなって感じてたんですよ~」

と……

 

 

は(--)!?  と声に出そうでした。

 

 

怒りを抑えつつ、恐縮しながら聞いてみた。

「大変失礼ですが、先生が今まで受け持ったクラスで発達障害の子がいた経験はございますか?」

 

すると、求めていない答えが…

「あのぉ~、えっとぉ~(遠くを見つめて)、あっ!そういえば、以前受け持った子でしゃべれない子がいたんですけど~、その子のお母さんと一緒になって育てたので、1年で言葉がでるようにさせられたって経験があるので、大丈夫です!」

 

 

何が大丈夫なのだろうか(--)

 

 

その後は苦笑いで会話を進めていたような記憶があります。

 

 

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発達障害を持つ子供の、苦手分野は十人十色。

 

症状も違えば、フォローの仕方も違うもの。

 

教師といえど、受け持った生徒の特性を一番知っている親に

そんなの気が付いてました といった態度と

私なら対応できるからまかせて という返事は

 

親に不安しか与えないと、分からないのでしょうか。

 

 

 

娘の通う小学校は、残念ながら

教育の枠からはみ出しそうな子は

守られるのではなく、より厳しい指導を受けていました。

 

人の気持ちは後回しで

押し付けるような教育が日本の教育なのかと思ったら、少し悲しいです。

 

 

親は教師より偉い立場ではない。

しかし、

教師も、親より偉い立場ではない。

 

と私は思うのです。

 

 

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これは私の座右の銘。

娘の担任はこの言葉を知らないのかもしれませんね。

 

今年度は、怒りや悲しみに蓋をして、

担任に歩み寄る秘策を練る日々になりそうです。

 

 

 

 

愚痴のようなブログになってしまいました💦

読んでいただきありがとうございました。

 

 

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